さて、今回は初の2年生の単元、『連立方程式』です。
しっかり問題を読めば、解答の糸口はつかめます。
よく読んで考えてみてください。
では、問題です。
次の連立方程式の2つの解$x+y$の和を求めなさい。(雲雀丘学園)
皆さん解けましたか?
では解説します。
【解答・解説】
①+②より, $660x+660y=110$
両辺を660で割ると,
答え.
以上です。めちゃめちゃ短い!!
ちなみに,普通に加減法や代入法で解くと,
解は, , となります。
これを求めようとするのは,この問題の趣旨に反します。
この問題のポイントは,解を求めるのではなく,解の和を求めるというところです。
このことから,『解を求めるのでない』ことが分かるといいですね!
この問題から得られる『他の問題に応用できるエッセンス』略してOSは,
『求められているもの($x+y$)から逆算して解き方($x+y$を作りたいから①+②を使用!)を考える!』
これは,割と数学の応用問題の王道スタイルなので,しっかり覚えておいてください。
最後までご精読いただき,ありがとうございました。
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