どうも、こんにちは!マスムネです!
今日は勉強法についてのお話です。
教師をしていて思うんですが、『教科』の授業はあるけど、『勉強法』の授業ってないですよね。
現場で生徒の勉強法を見ていると、たいがい自己流か、塾で課せられた問題をひたすらこなすようになっているのが現場の印象です。
そのため、マスムネは授業のなかで、勉強法の話はするようにしています。
今日はみなさんへ、『復習』についてお話したいと思います。
人間の脳の仕組みを理解して、効率よく復習できるようになりましょう!
いつ復習するのがベストなの?
はい、結論からいうと、一度ではありません。復習するタイミングは、3回あります。
☆ 1日以内に10分
☆ 1週間以内に5分
☆ 1ヶ月以内に2分〜4分
です。
では詳しく解説します。
例えば、今日学校で授業を受けてきたとしましょう。
今日の内容を定着させるために、貴方はいつ復習しますか?
はいっ!きっと『その日のうちに…』という声が聞こえてくるでしょう。
よく言われますよね。『習ったことはその日のうちに復習しなさい!』って。
これは正しいんですが、惜しいですね。
復習の1回目は、新しい情報が多いなら、その日のうち、遅くとも1日以内には、取りかかりましょう。
では、なぜ一回じゃダメなのか。エビングハウスの忘却曲線を使って説明します。
次の図を見てください。
次の図をご覧ください。
このように、エビングハウスによると、学習したことは1日後には、33%しか残っていないと言われています。
これを忘れにくくするために、『復習』が大切になってきます。
カナがのウォータールー大学の研究によると、
下の図のようなことがわかっています。
初日に覚えた状態が100%とすると、何もしなければ、黒線のようにどんどん記憶保持率はどんどん下がっていきます。
しかし、冒頭で述べた、
1日以内に10分、1週間以内に5分、1ヶ月位に2〜4分のタイミングで復習すると、100に近い記憶保持率が可能です。
ポイントは、『間隔を空けて繰り返す』ということです。
このようなペースで計画を立てて、勉強すると、効率的に記憶が定着します。
私も大学受験のとき、数学の勉強をはじめ、各科目で行っていました。
意識的に忘れかけた頃にもう一度解き直すというのをやることで、忘れにくい知識にしていました。
まとめ
いかがだったでしょう。脳科学的には、やはり一度しかインプットされない情報は、生きる上で必要ない情報ということで、睡眠と共に、削除されます。
脳は生きる上で必要な情報しか残してくれないので、勉強内容はだいたい削除されます。
それを必要と思わせるには、『何度もインプットする』ことが重要です。
書いたり、まとめノートを作ったり、解いたりとアウトプットしながら、インプットするのがなお良いです。
そして、そのインプットのベストタイミングは、
☆ 1日以内に10分
☆ 1週間以内に5分
☆ 1ヶ月以内に2分〜4分
です。
勉強にぜひ役立ててください。
最後までご精読ありがとうございました!